一部改訂 2013/08/28

平成25年度第1回旅の情報サロンを終えて

 

平成25年7月21日(日)9:30〜15:30、11名が倉敷ユースホステルに集まり、旅の経験談、旅に役立つ情報や日程の企画、安全・安心についての交流会を行いました。



個人旅行の楽しみ方「ドイツ」の旅                      吉谷孝司氏

『ドイツを見てみたい、モーツァルト、ベートーベン、ショパンなど音楽を巡る旅をしたい。』との思いから5月中旬から6月にかけてドイツを時計回りに巡ってきたとのこと。
持参されたCDを順に聴きながら作曲家の生き様や曲の背景などを解説していただき、「ハプスブルグ家のマリア・テレジアがいなかったら、モーツァルト、ベートーベンなどの音楽家は育っていない。」と力説された。
岡山から仁川(韓国)、ウイーン経由でドイツに入国し、ミュンヘン、ローデンブルグ、ハイデルベルグ、ベルリン、ライプチヒ、ドレスデンの様子や宿泊したYHでの出来事は聞いていて飽きない。鉄道網は整備されていてほぼ時間通りであるとのことで日本人と同様の、生真面目な国民性を感じた。

来年度はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聞きに是非行きたいとのことで、旅の楽しみ方は千差万別であることを実感した。



ホステリングの想い出「スイス」の旅    三好修一氏、妙子夫人、矢部善夫氏

4年前の岡山県YH協会行事、海外ホステリングの勉強会で学び研究したことを実践しようと、3年前に乗り合いバスの感覚でスイスへ出かけてきた。共に学んだ仲間たちが岡山空港に集合し仁川〜ウイーン経由でチューリッヒへ。インターラーケン、ツェルマットまで同行、そこからいくつかのグループに分かれて行動、帰国前日にチューリッヒYHで再び集合し、一緒に帰国した。道中で撮影した写真を編集記録しDVDやUSBメモリーに保存して持参され、その1コマ1コマを懐かしそうに説明された。
モニターに現れた透き通った青空、そびえ立つ雄大な峯々、笑顔はじける旅人は我々を魅了してならない。トレッキング、町の散策などの感想に聴き入った。
さらにインターネットを利用したYHの予約方法、鉄道パスの購入、旅に役立つ携行品や、盗難防止、病気対策を実践に基づき詳しくお話しいただいた。




旅の情報交換コーナー

スイスでトレッキングを楽しみ、先日帰国したばかりの小林さん。海外へは娘さんが同行し、現地のインフォメーションを有効活用し日程を決めているとのこと。
オランダ、フランス、イギリス、イタリア、ドイツ、スイス、オーストリアを一人で回った梶谷さん。絵画(印象派)、世界遺産を見る事が目的である。旅先の出来事、印象に残ったYHなど旅の経験談をたくさん 聴くことができた。
和気あいあいの雰囲気の中で旅の情報交換ができ、かつ岡山県内にもパワフルな旅人がいる事を再認識した。



倉敷ユースホステル内ロビー・食堂の様子です