1回旅の情報サロン実施報告書

 

開催日   平成24年6月24日(日)9:30〜15:30

 

会場   710-0044倉敷市向山1537-1

倉敷ユースホステル

 

参加者   9名

 

概略

 YH会員及び旅の愛好者の交流、旅の情報交換を目的として計画されたもので、まだ第1 回目ということもあり参加人数は少なめとなったが、「海外個人旅行の楽しみ方や安全・安心」「青春18切符の面白い旅」等、生の情報を共有することができた。

 

経過概要

10:00〜            個人旅行の楽しみ方と安全・安心     (講師)水間正雄

長野瑠璃子さん(岡山市より参加)
8月に「ブータン」へ旅立つ予定。目的は断崖絶壁に建つ聖地「タクツァン寺院」訪問。一人旅ゆえ、安全・安心が最重点、分かり易い情報があれば役立てたい。

参加者からの助言
・4,000mの場所にある聖地なので高山病対策が必要。

(軽量酸素ボンベ、酸素の錠剤(1)また体調維持管理サプリメント)

・カードを利用できる地域は限られており、また手数料を要求されることがあるので注意が必要。(トラベラーズチェックを重視するべき)

・電力輸出国であるが国内では送電事情により停電が頻繁。動画、写真撮影対策として予備の電池も用意するほうがよい。

・現地情報の収集は重要なので日本領事館(大阪)、旅のブログなどの情報に留意するべき。

※注1 「酸素の錠剤」は実際には酸素を含んでいないので体調維持管理サプリメントの一種と考えるべき。

 

講師からの助言

現地に合わせた服装も重視、財布、携帯等落とし易い小物は紐等でズボンへ結ぶ。また気安く声を掛けられてもすぐに返事をせず誘われても誘惑に乗らない。(日本人はカモ)

*旅に出たら人を「むやみに信用しない。」

 

12:00〜            昼食

 

13:00〜            JR割引切符の利用法         (講師)守屋文明

・青春18きっぷとは、年3季(春、夏、冬)に発行する「普通列車に乗り降り自由の格安切符」11,500円です。(ひとり1日分の料金2,300円)

・シーズン中に5日分(1人で5日または5人で1日)を使い切る。0時から翌日0時を過ぎて最初の停車駅まで。

・購入はみどりの窓口のある駅、主な旅行会社。車内では買えない。

・新幹線、特急、急行は利用不可。特例措置として普通列車がない区間。津軽海峡線、石勝線、奥羽本線の一部の区間は利用が可能であるが、詳細は時刻表にて確認しておくことが肝心。

・岡山駅から日帰りの場合往復した時のおおよその駅。
山陽本線上り       竜野駅    下り        東尾道駅
瀬戸大橋線             高松駅

 

主なコースと所要時間
岡山から名古屋                                  所要時間          約6時間
岡山から熱海                                    所要時間          約9時間
岡山から勝沼ぶどう郷(山梨県)                  所要時間          約11時間
岡山から京都                                    所要時間          約4時間
岡山から金沢                                    所要時間          約8時間

 

14:30〜            旅の情報交換会(フリー発言)

・青春18きっぷを使ったホステリングプラン(1泊2日)

山陽本線上りは姫路発新快速を利用出来る。

案1京都美山YH

案2高知駅前YH

*ホステリングコンテスト(仮称)実施の提案

YH会員、一般に青春18きっぷ及びユースホステルを利用した1泊2日のホステリングプランを募集してみてはどうだろう。

・情報の共有について

YH協会HPへ各人が提供し、個人旅行に役立つ重要な情報の共有化を図る。

岡山県ユースホステル協会ホームページ(旅の掲示板)への投稿方法が判りにくいので簡素化した説明をトップページへ記載したらどうだろう。

ウエブ管理者より

掲示板は一般的なもので、特に「旅の掲示板」への投稿方法が分かりにくいということはないです。まずは、恐れずにチャレンジしてみてください。

岡山県ユースホステル協会ホームページhttp://www.okayama-yh.org/

 

企画・立案者からのひとこと

個人企画の旅は自由であるが、すべての責任は本人に掛かる。

情勢不安の国を訪ねる場合、家を出たら「人を信じてはいけない」と言われた言葉が胸をつく。旅の安全・安心を確保するには周到な準備と強い信念、そして幸運を呼ぶ人徳が備わっていることが要件となろう。

旅の経験談の生きた情報を、ガイドブックにはない役に立つ「知恵」として、活用してほしいと思った。その意味でも今回の活動を元にして次回は定員いっぱいの参加者が集まるよう、周知活動にも力を入れたい。